Cubaseは日本のDTMer御用達。その実力を口コミで検証
CubaseはドイツのSteinberg(現ヤマハ傘下)が開発するDAW。日本のプロ作曲家・アレンジャーにも使っている人が多いソフトで、DTM初心者にもよく勧められます。
なぜCubaseがこれほど日本で人気なのか?実際のユーザーの口コミから、メリット・デメリットを洗い出していきます。

Cubaseの良い口コミ・評判
MIDI編集機能が充実している
CubaseのMIDI編集は他のDAWと比べて次元が違うという声が多数。ノートの分割・結合・クオンタイズ(タイミング補正)・ベロシティ編集など、細かい操作がストレスなくできます。
特にオーケストラアレンジやポップスの緻密な編曲をする人にとって、CubaseのMIDI機能は手放せないとのこと。
日本語の情報が非常に多い
Cubaseは日本語の書籍、YouTube動画、ブログ記事が他のDAWより格段に多い。困ったときにググれば日本語で解決策が見つかるのは、初心者にとって大きな安心材料です。
Win/Mac両対応で汎用性が高い
WindowsでもMacでも使えるため、PCを買い替えてもプロジェクトをそのまま持ち越せます。バンドメンバーやコラボ相手とのプロジェクト共有もスムーズです。
VariAudioが便利
Cubase Pro/Artistに搭載されている「VariAudio」は、録音したボーカルのピッチ補正ができる機能。有名な「Melodyne」と同等の機能がDAW内蔵で使えるのはCubaseの大きなメリットです。
・MIDI編集機能が充実している
・日本語の学習リソースが豊富
・Win/Mac両対応
・VariAudioでピッチ補正が内蔵
Cubaseの悪い口コミ・評判
価格が高い
Cubase Pro(約62,000円)は他のDAWのフルバージョンと比べても高額。Elements→Artist→Proとアップグレードしていくと、結局かなりの金額になるという声があります。
起動が遅い・動作が重い
プラグインの読み込みに時間がかかり、起動が遅いという不満が目立ちます。特にWindows環境で、プラグインを大量にインストールしている場合に顕著。SSDは必須です。
UIが古い印象
Studio OneやAbleton Liveと比べると、画面のデザインがやや古めかしいという意見。機能的には問題ないが、見た目のモダンさでは他のDAWに劣るとのこと。

Cubaseのグレード別選び方
Cubase Elements(約13,000円)
入門グレード。基本的な録音・編集・ミックスが可能。MIDIトラック数やオーディオトラック数に制限があるので、本格的な制作には不十分。DTMのお試し用として。
Cubase Artist(約35,000円)
中級グレード。VariAudio対応でボーカル録音にも対応。トラック数の制限もElements比で大幅緩和。趣味で本格的に作曲するならこのグレードで十分です。
Cubase Pro(約62,000円)
フルバージョン。すべての機能が使える。プロとして活動する人、オーケストラ編曲をする人、仕事で使う人はPro一択。
Cubase ElementsからProにアップグレードする場合、差額ではなく別途アップグレード費用(約50,000円)がかかります。最終的にPro版を目指すなら、最初からProを買ったほうがトータルでは安くなります。
よくある質問
Q. CubaseとLogic Proどっちがいい?
Macユーザーでコスパ重視ならLogic Pro。Win/Mac両方使う可能性がある、またはMIDI打ち込みを重視するならCubase。業界標準としての安心感はCubaseが上です。
Q. Cubaseの体験版はある?
あります。Cubase Proの全機能を30日間使える体験版がSteinberg公式サイトからダウンロードできます。購入前に必ず試しましょう。
Q. 学割はある?
アカデミック版(学生・教職員向け)があり、通常版の約40%OFFで購入できます。学生証が必要です。
Q. サブスクリプションはある?
2024年からCubase Proのサブスクリプション(月額約2,500円)が始まりました。年間契約の場合は割引があります。まずはサブスクで試してみるのもありです。

Cubaseの詳細はSteinberg公式サイトで確認できます。日本語チュートリアルはDTMステーションが充実しています。
Cubaseを始める前に用意しておきたいもの
ソフトを購入したらすぐ作曲、といきたいところですが、快適に制作するためにはいくつか周辺環境をそろえておくとスムーズです。最初から完璧に機材を揃える必要はありませんが、優先度を知っておくと無駄な出費を防げます。
・ある程度のメモリを積んだパソコン(音源を多く使うほど余裕が必要)
・モニターヘッドホンまたはスピーカー(音のバランス確認に必須)
・オーディオインターフェース(録音や低遅延な再生に役立つ)
・MIDIキーボード(メロディやコードを弾いて入力できる)
ボーカルやギターを録音する予定がないなら、オーディオインターフェースは後回しでも構いません。まずは手元のパソコンとヘッドホンで打ち込みから始め、必要を感じた段階で買い足していくのが現実的です。
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Cubaseで最初にやるべきこと
多機能なぶん、起動直後は画面の情報量に戸惑いがちです。最初は全部を理解しようとせず、曲を一つ完成させる流れを体験するのが近道です。
手順としては、新規プロジェクトを作り、ドラムのトラックを立ててリズムを置き、そこにベースとコードを重ねていくと形になります。付属の音源やループ素材を活用すれば、演奏スキルがなくても曲の骨組みが作れます。書き出し(ミックスダウン)まで一度通してみると、全体の作業イメージがつかめます。

他のDAWとの棲み分けの考え方
DAWは相性の世界なので、どれが正解ということはありません。打ち込み中心で緻密な編集をしたい人はCubaseと相性が良いとされ、ループを組み合わせて感覚的に作りたい人には別のDAWが合うこともあります。乗り換えには学習コストがかかるため、情報量が多く長く使えるものを選んでおくと、後々の負担が軽くなります。
よくある質問(追加)
Q. パソコンの買い替えでライセンスは移せますか?
ライセンス管理の仕組みを使って、新しいパソコンへ移行できます。移行の手順は公式のヘルプで案内されているので、買い替え前に確認しておくと安心です。
Q. 付属音源だけで曲は完成しますか?
グレードにもよりますが、付属の音源やループだけでも一通りの曲は仕上げられます。物足りなさを感じてから追加音源を検討する、という順番で十分です。
Q. 独学でも使いこなせますか?
日本語の解説動画や書籍が豊富なので、独学でも進めやすい環境です。わからない操作はそのつど検索し、手を動かしながら覚えていくのが定着への近道です。
Cubaseを長く使い続けるために
DAWは一度覚えると長い付き合いになるソフトです。操作に慣れるほど作業効率が上がり、アイデアを形にするスピードも速くなります。だからこそ、途中で挫折しないよう、最初は小さな成功体験を積み重ねることが大切です。短いフレーズだけの曲でも、完成させて書き出すところまでやりきると、達成感とともに次への意欲が湧いてきます。
アップデートと情報収集の習慣
DAWは定期的に機能が追加・強化されていきます。新しい機能をすべて追いかける必要はありませんが、自分の作業を楽にしてくれる更新は取り入れていくと制作がはかどります。日本語の解説が豊富なので、つまずいたときは検索して解決しながら、少しずつできることを増やしていきましょう。学びながら作り続けることが、上達への近道です。
Q. 無料や安価なDAWから乗り換える価値はありますか?
無料のDAWでも十分に曲は作れますが、編集の細かさや作業効率を求めるようになると、上位のソフトが力を発揮する場面が増えてきます。まずは今の環境で不便を感じるかどうかを基準に、乗り換えを検討するとよいでしょう。
Q. どのグレードから始めるのがよいですか?
趣味で本格的に作りたいなら中位グレード、将来的に幅広く使いたいなら上位グレードが候補になります。あとからの追加費用も考えると、目指す到達点を先に決めてから選ぶと無駄が出にくくなります。
自分の制作スタイルに合わせて選ぼう
どんなに評判のよいソフトでも、自分の作りたい音楽や作業スタイルに合っていなければ力を発揮しきれません。情報量の多さと長く使える安心感は、初心者にとって大きな支えになります。まずは体験版などで実際の操作感を確かめ、自分の手に馴染むかどうかを基準に判断してみてください。納得して選んだ道具は、制作を続けるうえで頼もしい相棒になってくれます。
まとめ:迷ったときにCubaseは選びやすい一本
日本語情報の豊富さ、MIDI編集の強さ、Win/Mac両対応の汎用性。Cubaseは「困ったらこれを選べ」と言える安定のDAWです。価格は張りますが、サブスクも始まったので試しやすくなりました。


