Studio Oneは「無料で始められる本格DAW」として急成長中
Studio OneはPreSonus社が2009年にリリースした比較的新しいDAW。無料版の「Studio One Prime」があることで、DTM入門の第一歩として選ばれることが急増しています。
2023年にはPreSonus社がFender Musical Instrumentsグループに加わり、今後のさらなる発展も期待されています。ユーザーの口コミから、Studio Oneの実力を検証していきましょう。

Studio Oneの良い口コミ・評判
ドラッグ&ドロップの操作性が抜群
Studio Oneの最大の特徴は、ほぼすべての操作がドラッグ&ドロップで完結する直感的なインターフェース。音源の追加、エフェクトの挿入、ループの配置など、他のDAWでは複数ステップかかる操作がワンアクションで済みます。
「他のDAWから乗り換えて作業スピードが上がった」という声が多いです。
無料版でもしっかり使える
Studio One Primeは無料でも録音・編集・ミックスの基本機能が使えます。トラック数に制限はなく、サードパーティ製VSTプラグインも使用可能(Prime 6以降)。無料DAWとしてはトップクラスの機能です。
マスタリング機能が内蔵
Professional版には「プロジェクトページ」というマスタリング専用画面が内蔵。他のDAWではマスタリングに別ソフトが必要になることが多いですが、Studio Oneなら1本で完結できます。
動作が軽い
他のDAWと比べてCPU負荷が低いという評価が多い。低スペックのPCでもそこそこ動くので、高額なPCを持っていない人にもありがたいDAWです。
・ドラッグ&ドロップ中心の直感操作
・無料版でもトラック数無制限
・マスタリング機能が内蔵(Professional版)
・CPU負荷が軽い
Studio Oneの悪い口コミ・評判
日本語の情報がCubase・Logic Proより少ない
シェアの差から、日本語の書籍やチュートリアルはCubaseやLogic Proと比べると少ない。ただし近年はSleepfreaksなどの日本語サイトでStudio One講座が増えているので、改善傾向にはあります。
MIDI機能がCubaseに劣る
MIDI編集機能はCubaseと比べるとまだ発展途上という声。オーケストラの複雑な打ち込みや、高度なMIDI処理をする人にはやや物足りないようです。
付属音源がLogic Proに比べて少ない
有料版でも付属の音源やループはLogic Proほど豊富ではありません。サードパーティ製の音源を別途購入する前提になる場合があります。

Studio Oneのグレード比較
Studio One Prime(無料)
録音・編集・ミックスの基本機能。トラック数無制限。サードパーティVST対応(v6以降)。無料DAWとしてはトップクラス。
Studio One Artist(約13,000円)
Primeの機能に加え、付属音源とエフェクトが追加。楽器録音やボーカルレコーディングをするならArtist以上が必要。
Studio One Professional(約42,000円)
マスタリング機能「プロジェクトページ」が使えるのはProfessionalだけ。本格的な音楽制作をするなら最終的にはこのグレードを目指しましょう。
Studio Oneはメジャーバージョンアップ(v6→v7など)は有料。ただしアップグレード価格はCubaseより良心的。Prime→Artistのアップグレードも可能です。
よくある質問
Q. Studio One PrimeとGarageBandどっちがいい?
MacユーザーならGarageBand、WindowsユーザーならStudio One Prime。どちらも無料で高品質。Macユーザーで両方試すのもありです。
Q. Studio OneでVSTプラグインは使える?
Prime 6以降ではサードパーティVST3プラグインに対応。Artist・Professionalでは以前から対応しています。
Q. PreSonusの今後は大丈夫?
2023年にFenderグループ傘下となり、財務基盤は強化されています。開発は継続されており、バージョンアップも定期的に行われています。
Q. Studio Oneで録音の仕事はできる?
Professional版なら十分。ただし、スタジオ仕事の場合はPro Toolsとの互換性も求められることがあるので、仕事内容による判断が必要です。

Studio OneのダウンロードはPreSonus公式サイトから。日本語チュートリアルはSleepfreaksが最も充実しています。
Studio Oneが向いている人
Studio Oneは、とにかく直感的に操作したい人や、まず無料で始めたい人と相性が良いDAWです。ドラッグ&ドロップ中心の設計は、専門用語に不慣れな初心者でもとっつきやすく、作りたい音楽のジャンルを問わず幅広く使えます。
ボーカル録音やバンドサウンドの制作、ミックスからマスタリングまでを1本で完結させたい人にも向いています。一方で、オーケストラのような複雑なMIDI打ち込みを突き詰めたい人は、他のDAWとあわせて検討すると良いでしょう。
DTMを始めるのに必要な機材
Studio Oneを快適に使うには、DAW本体以外の機材も少しずつそろえていくと安心です。
・オーディオインターフェース(録音と再生の心臓部)
・モニターヘッドホン
・MIDIキーボード(打ち込みがぐっと楽に)
・余裕のあるスペックのPC
無料のPrimeから始めるなら、まずはヘッドホンだけでもスタートできます。録音をするようになったらインターフェースを、打ち込みを増やしたくなったらMIDIキーボードを、という順で拡張していくと無駄がありません。
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PreSonusからの体制の変化について
Studio Oneの開発元は近年、ギターで知られるFenderのグループに加わりました。開発体制が強化され、バージョンアップも継続的に行われています。長く使うソフトだからこそ、開発が続いているという安心感は大きなポイントになります。今後の展開に注目しているユーザーも多いDAWです。
初心者が挫折しないための進め方
DAWは機能が多いぶん、最初に全部を理解しようとすると大変です。まずは短い1曲を完成させることを目標にすると、操作が自然と身についていきます。付属のループ素材を並べて曲の骨組みを作り、そこにメロディやリズムを足していくと、初心者でも形にしやすいです。
わからない操作が出てきたら、日本語のチュートリアル動画を活用しましょう。近年は解説コンテンツが増えているため、基本操作でつまずくことは少なくなっています。
その他のよくある質問
Q. Studio One Primeから有料版へのデータは引き継げる?
Primeで作ったプロジェクトは、上位グレードにアップグレードしたあとも引き続き開いて編集できます。まず無料で始めて、気に入ったら上げるという流れが取りやすい設計です。
Q. どのグレードから始めるのがいい?
録音をするかどうかで変わります。打ち込み中心ならまずPrimeで様子を見て、ボーカルや楽器を録りたくなったらArtist以上を検討すると無駄が出にくいです。
Q. WindowsとMacのどちらでも使える?
両方に対応しています。すでに持っているパソコンの環境に合わせて選べるので、新たにパソコンを買い替える必要はありません。
無料版のPrimeでどこまでできる?
Studio One Primeは無料でありながら、トラック数の制限がなく、録音・編集・ミックスといった曲作りの基本工程を一通りこなせます。付属のエフェクトを使って音を整えることもできるため、まずは制作の流れを体験するには十分な内容です。DTMがどんなものか試してみたい人にとって、費用をかけずに始められる入口になります。
一方で、付属の音源が限られていたり、上位版の一部機能が使えなかったりする制約はあります。作りたいものが明確になり、もっと音源やマスタリング機能が欲しくなったタイミングで有料版へ上げると、無駄のない投資になります。まず無料で触れて、必要に応じて拡張するのが賢い進め方です。
Q. 楽器の演奏経験がなくてもDTMは始められますか?
演奏経験がなくても、マウスやMIDIキーボードで音を打ち込んで曲を作れます。作りながら少しずつ音楽の知識が身についていくので、初心者でも心配いりません。
Q. スマホやタブレットでも使えますか?
本格的な制作はパソコンでの利用が基本になります。外出先でアイデアを書き留めたい場合は、別のモバイル向けアプリと組み合わせる使い方もあります。
Studio Oneを使いこなすための学習リソース
Studio Oneは日本語の解説コンテンツが年々増えており、独学でも学びやすい環境が整ってきています。公式のマニュアルに加え、動画で操作を確認しながら進めると、文字だけでは分かりにくい部分もすんなり理解できます。基本操作を覚えたら、実際に短い曲を作りながら分からない点をその都度調べる、という進め方が定着への近道です。
また、同じDAWを使う仲間やコミュニティの情報も役立ちます。つまずきやすいポイントは多くの人が共通して経験しているため、検索すれば解決策が見つかることがよくあります。
Q. Studio One本体のほかに必要なソフトはありますか?
基本的な曲作りはStudio One一本で完結できます。物足りなくなったら、好みの音源やエフェクトを追加していくと表現の幅が広がります。
まとめ:無料から始められる実力派DAW
Studio Oneは「まず無料で試せる」という他にない入口の広さが最大の魅力。操作性の良さとマスタリング内蔵の利便性で、初心者からプロまで幅広く支持されています。WindowsユーザーのDTM入門には最もおすすめのDAWです。


