ピアノの基礎教本として長い歴史を持つバイエル。全106曲をやり遂げた達成感は大きいですが、「次は何を弾けばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、バイエル終了後にステップアップするためのおすすめ教本を紹介します。自分のレベルや目標に合った1冊を見つけて、さらなる上達を目指しましょう。

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バイエル終了時点のレベル感
バイエルを一通り終えた時点で、以下のスキルが身についているはずです。
・両手で別々のメロディーを弾ける
・ハ長調・ト長調などの基本的な調で演奏できる
・シャープやフラットが1〜2個の調に対応できる
・簡単な強弱記号(f・p・cresc.等)を理解している
・16分音符程度までのリズムが弾ける
ピアノ学習の分類では「初級の後半〜中級の入口」にあたるレベルです。ここからの選択肢は大きく分けて「テクニック系」「曲集系」「併用」の3パターンがあります。
バイエル後のおすすめ教本
ブルグミュラー25の練習曲
バイエル後の定番中の定番です。全25曲に「アラベスク」「牧歌」「貴婦人の乗馬」など、曲名がついているため、練習曲でありながら音楽作品としての楽しさがあります。テクニックと表現力の両方をバランスよく学べる名著です。
ツェルニー100番練習曲(Op.139)
テクニック強化に特化した教本です。指の独立性やスケールの滑らかさを鍛えるのに効果的です。ただし、練習曲ばかりで旋律的な楽しさは少ないため、ブルグミュラーと併用するのがおすすめです。
ツェルニー30番練習曲(Op.849)
100番より難易度が高く、バイエル直後だとやや難しく感じることがあります。ブルグミュラーを終えてからチャレンジするのが良いでしょう。中級者のテクニック強化に最適な教本です。
ソナチネアルバム
クレメンティ、クーラウ、モーツァルトなどの短いソナタ形式の曲が集められた曲集です。形式美のある本格的なクラシック作品に触れることができ、演奏の構成力が養われます。
プレ・インベンション
バッハのインベンションに入る前の準備として最適な教本です。ポリフォニー(複数の旋律が同時に流れる音楽)の基礎を学べます。
🔇 練習できない理由の多くは、音
楽器が続かなかった理由を聞くと、才能でも根気でもなく「音を出せる時間が取れなかった」という答えが返ってきます。防音マットは完全な遮音にはなりませんが、床に伝わる振動を抑える効果が期待できます。気兼ねなく音を出せる時間を増やすところから始めてみませんか。



教本の組み合わせパターン
王道コース
ブルグミュラー25番 + ツェルニー100番の併用が最も一般的な進め方です。曲の楽しさとテクニックの基礎固めを同時に進められるバランスの良い組み合わせです。
クラシック志向コース
ブルグミュラー25番 + プレ・インベンション + ソナチネアルバムへと進むコースです。クラシック音楽を本格的に学びたい方に向いています。
自由曲コース
教本にこだわらず、弾きたい曲の楽譜を個別に購入して練習するスタイルです。テクニック本だけはバーナムやハノンで補いながら、好きな曲を中心に進めます。大人の趣味としてピアノを楽しみたい方に向いています。


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よくある質問(Q&A)
Q. ハノンはやるべきですか?
ハノンは指の独立性を鍛える定番の教材ですが、退屈に感じる方も多いです。毎日5分程度のウォーミングアップとして取り入れるのがおすすめです。メインの教本としてではなく、補助教材として使いましょう。
Q. バイエルが完全にできていない部分がありますが大丈夫ですか?
バイエルの後半(80番以降)がある程度弾ければ、ブルグミュラーに進んで問題ありません。苦手な部分はブルグミュラーを進めながら並行して復習しましょう。
Q. ポップスを弾きたいのですが、クラシック教本は必要ですか?
テクニックの基礎はジャンルを問わず役立ちます。ブルグミュラー程度のテクニックがあれば、多くのポップスのアレンジ楽譜に対応できるようになります。
教本選びで迷ったら、島村楽器の店頭で実物を確認するのがおすすめです。全日本ピアノ指導者協会のサイトにも教本選びの参考情報があります。
教本を複数同時に始めすぎると、どれも中途半端になりがちです。メイン教本1冊+テクニック本1冊の「2冊体制」がおすすめです。
まとめ
バイエル終了後は、ブルグミュラー25番が最もおすすめの次の1冊です。テクニック強化にはツェルニー100番を併用するのが王道パターンです。自分の目標やジャンルの好みに合わせて教本を選び、楽しみながらレベルアップしていきましょう。
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