「楽器を始めたいけど、どのくらいお金がかかるんだろう?」「ギターとピアノだと、どっちが安く始められる?」。社会人が趣味として楽器を始めるにあたって、コスト面は気になるポイントです。
楽器を始めるにあたっての費用は、楽器本体の価格だけではなく、レッスン代、メンテナンス費、消耗品費など、さまざまな項目があります。楽器によってこれらの費用は大きく異なるため、事前に全体像を把握しておくことが重要です。
この記事では、社会人に人気の楽器を取り上げて、初期費用からランニングコストまで詳しく比較していきます。
🐼 迷ってるなら、まずここから
大人から楽器を始めるとき、いちばん多い悩みが「何を選べばいいか分からない」というものです。挫折しにくさや自宅で練習できるかどうかまで含めて考えると、選択肢は絞り込めます。自分の生活に合う楽器を見つけてみませんか。

🐼 音楽人ならDTMは必須!!
DTM・作曲を現役プロからマンツーマンで学べるオンラインスクール

- ✅ オンラインで受講できるDTMスクール
- ✅ 現役プロによるマンツーマンレッスン
- ✅ 作曲・MIX・ボカロ制作からSNS発信まで
⭐おすすめ記事
音楽人ならDTMは必須!!DTMや作曲をプロから学びたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。



楽器にかかる費用の内訳
楽器を趣味として続けるためにかかる費用は、大きく以下の4つに分類できます。
楽器にかかる費用の4つの項目
- 初期費用:楽器本体、必要なアクセサリー(チューナー、ケース、スタンド等)
- レッスン費:音楽教室の月謝、入会金、教材費
- 消耗品費:弦、リード、ピック等の定期的な交換品
- メンテナンス費:調律、修理、クリーニング等
楽器選びの際は、初期費用だけでなく年間のトータルコストで比較するのがポイントです。初期費用が安くても、消耗品やメンテナンスに費用がかかる楽器もあるからです。


楽器別のコスト比較
アコースティックギター
社会人の趣味として手軽に始められる楽器の代表格です。
- 初期費用:楽器本体 10,000円〜30,000円(入門モデル)、チューナー 1,000円〜2,000円、ピック 100円〜300円、カポタスト 1,000円〜2,000円
- 消耗品:弦の交換 500円〜1,000円/セット(2〜3ヶ月に1回)、ピック 100円〜300円
- レッスン費:月2〜4回 8,000円〜15,000円/月
- 年間コスト目安:独学なら年間15,000円〜35,000円程度、教室に通うなら年間10万円〜20万円程度
電子ピアノ
ヘッドホンを使えば夜間でも練習でき、社会人にとって使い勝手の良い楽器です。
- 初期費用:楽器本体 50,000円〜100,000円(入門モデル)、ヘッドホン 3,000円〜5,000円
- 消耗品:基本的になし(電気代程度)
- レッスン費:月2〜4回 8,000円〜15,000円/月
- メンテナンス費:基本的に不要(故障時の修理費のみ)
- 年間コスト目安:独学なら初年度は楽器代のみで約50,000円〜100,000円、2年目以降はほぼゼロ。教室に通うなら年間10万円〜20万円程度が追加
ウクレレ
もっとも低コストで始められる弦楽器のひとつです。
- 初期費用:楽器本体 5,000円〜15,000円、チューナー 1,000円〜2,000円
- 消耗品:弦の交換 500円〜800円/セット(3〜6ヶ月に1回)
- レッスン費:月2回 5,000円〜10,000円/月
- 年間コスト目安:独学なら年間7,000円〜18,000円程度で圧倒的に安い
サックス
ジャズやポップスで人気の管楽器ですが、初期費用は高めです。
- 初期費用:楽器本体 150,000円〜300,000円(入門モデル)、マウスピース 5,000円〜15,000円、リガチャー 3,000円〜10,000円
- 消耗品:リード 2,000円〜3,000円/箱(1〜2ヶ月に1箱)
- メンテナンス費:年1回の点検調整 10,000円〜20,000円
- レッスン費:月2〜4回 10,000円〜20,000円/月
- 年間コスト目安:初年度は楽器代込みで20万円〜40万円程度と高め
ドラム(電子ドラム)
自宅練習用の電子ドラムなら、マンションでも楽しめます。
- 初期費用:楽器本体 50,000円〜150,000円(電子ドラム)、スティック 1,000円〜2,000円、ヘッドホン 3,000円〜5,000円、防振マット 5,000円〜15,000円
- 消耗品:スティック 1,000円〜2,000円(2〜3ヶ月に1ペア)
- レッスン費:月2〜4回 10,000円〜15,000円/月
- 年間コスト目安:独学なら初年度は楽器代込みで60,000円〜170,000円程度


コストを抑えて楽器を始める方法
中古楽器を活用する
メルカリやハードオフなどで中古楽器を探せば、新品の半額以下で手に入ることも珍しくありません。ただし、状態の良し悪しは初心者には判断が難しいため、可能であれば楽器に詳しい人と一緒に選ぶことをおすすめします。
楽器レンタルサービスを利用する
「続くかどうかわからないのに、いきなり高い楽器を買うのはちょっと…」という方には、楽器のレンタルサービスが便利です。月額数千円から楽器をレンタルでき、気に入ったらそのまま購入に切り替えられるサービスもあります。
独学で始めて後から教室に通う
最初から教室に通うとレッスン費がかかるため、まずは独学で基礎を固め、行き詰まったら教室に通い始めるという方法もあります。YouTube動画や教本を活用すれば、基礎の基礎は独学でも十分に学べます。
大手教室のキャンペーンを活用する
シアーミュージックやEYS音楽教室などの大手では、入会金無料キャンペーンや初月月謝割引を行っていることがあります。社会人の音楽趣味に関する特集記事でも、お得に始める方法が紹介されています。
安すぎる楽器には注意が必要です。価格が安すぎると、音程が安定しない、すぐに壊れるといったトラブルが起こりやすくなります。入門モデルとして評判の良いメーカーの製品を選ぶことで、無駄な出費を避けられます。
楽器別コストまとめ表
各楽器の費用を一覧で比較すると、以下のようになります。
| 楽器 | 初期費用 | 年間消耗品 | メンテナンス | 初年度合計 |
|---|---|---|---|---|
| ウクレレ | 5,000〜15,000円 | 約1,000円 | なし | 約7,000〜18,000円 |
| アコギ | 10,000〜30,000円 | 約3,000円 | なし | 約15,000〜35,000円 |
| 電子ピアノ | 50,000〜100,000円 | ほぼなし | なし | 約50,000〜100,000円 |
| 電子ドラム | 50,000〜150,000円 | 約5,000円 | なし | 約60,000〜170,000円 |
| サックス | 150,000〜300,000円 | 約20,000円 | 約15,000円 | 約200,000〜350,000円 |
※レッスン費は含まず、独学の場合の目安です。教室に通う場合は年間10万円〜20万円程度が追加になります。
🔇 練習できない理由の多くは、音
楽器が続かなかった理由を聞くと、才能でも根気でもなく「音を出せる時間が取れなかった」という答えが返ってきます。防音マットは完全な遮音にはなりませんが、床に伝わる振動を抑える効果が期待できます。気兼ねなく音を出せる時間を増やすところから始めてみませんか。



⭐おすすめ記事
DTMスクールを検討している方は、料金やコースをまとめたこちらの記事もどうぞ。



よくある質問
Q. 一番安く始められる楽器は何ですか?
ウクレレやハーモニカ、カリンバなどは数千円で始められるため、コスト面ではもっとも手軽です。
Q. レッスンに通わないとダメですか?
独学でも楽しむことは可能ですが、月に1〜2回でもプロの講師にアドバイスをもらうと上達のスピードが大きく変わります。最初の数ヶ月だけでも通う価値はあります。
Q. 楽器はどこで買うのがいいですか?
楽器専門店(島村楽器、イシバシ楽器など)で実際に触ってから購入するのがおすすめです。ネット通販は安いですが、実物を確認できないリスクがあります。
Q. 初心者は安い楽器で十分ですか?
入門モデルとして定評のあるメーカーの製品であれば、安価でも品質は問題ありません。ただし、極端に安い無名ブランドの楽器は避けたほうが無難です。


月謝の相場で比較する教室の選び方
楽器本体の費用に加えて、教室のレッスン費も重要なコスト要素です。教室のタイプによって月謝の相場は異なります。
大手チェーンの音楽教室
ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室などの大手では、月2〜3回のグループレッスンで月謝7,000円〜12,000円程度が一般的です。入会金が5,000円〜10,000円、教材費が年間数千円かかることもあります。カリキュラムが体系化されているため、段階的にスキルアップできるのがメリットです。
マンツーマン専門の音楽教室
シアーミュージックやEYS音楽教室のようなマンツーマン型の教室では、月2回で月謝10,000円〜15,000円程度が相場です。講師が自分だけに教えてくれるため上達が早い反面、グループレッスンより費用は高めです。
個人経営の音楽教室
個人の先生が自宅やスタジオで行うレッスンは、月3〜4回で月謝8,000円〜15,000円程度です。先生との相性が合えば、非常にきめ細かい指導を受けられるのが魅力です。
隠れコストに注意するポイント
楽器の趣味には、見落としがちな「隠れコスト」があります。事前に把握しておくことで、予想外の出費を防ぐことができます。
- 発表会の参加費:年1〜2回、5,000円〜15,000円程度。衣装代が別途かかることも
- 楽譜・教本代:1冊1,000円〜3,000円程度。レベルが上がるごとに新しい教本が必要になる
- アクセサリー類:譜面台、チューナー、メトロノーム、ストラップなど。合計で5,000円〜10,000円程度
- スタジオ練習代:自宅で音が出せない場合、レンタルスタジオを利用する費用が発生。個人練習なら1時間500円〜1,000円程度
- 交通費:教室やスタジオまでの往復交通費。月に4回通うと意外と大きな金額になることもあります


Q. 楽器の維持費がもっとも安い楽器は何ですか?
維持費(消耗品やメンテナンス費)がもっとも安いのは、電子ピアノやカリンバです。電子ピアノは弦の交換や調律が不要で、電気代程度しかかかりません。カリンバも基本的にメンテナンスフリーです。
Q. 楽器を趣味にすると月いくらくらいかかりますか?
独学の場合は消耗品代程度で済むため月1,000円〜3,000円程度、教室に通う場合は月10,000円〜20,000円程度が目安です。年間で見ると、独学で1〜3万円、教室込みで12〜24万円程度になります。
まとめ
社会人が趣味として楽器を始める際のコストは、楽器の種類によって大きく異なります。ウクレレやハーモニカなら年間1万円以下から始められますし、サックスなら初年度で20万円以上かかるケースもあります。
大切なのは、初期費用だけでなく、消耗品やメンテナンスを含めた年間トータルコストで判断すること。そして何よりも、自分が「弾きたい」と思える楽器を選ぶことが、長く楽しむための秘訣です。中古楽器やレンタルサービスを活用して、まずは気軽に始めてみてはいかがでしょうか。Music Diversityの初心者向け楽器特集も参考にしてみてください。
🚪 いっそ、防音室という手もある
本格的に練習時間を確保したいなら、簡易防音室という選択肢もあります。組み立て式で設置できるタイプなら、賃貸でも導入できる場合があります。時間帯を気にせず音を出せる環境は、それだけで練習量を変えます。



⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。DTMを本格的に学びたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。



🐼 音楽人ならDTMは必須!!
DTM・作曲を現役プロからマンツーマンで学べるオンラインスクール

- ✅ オンラインで受講できるDTMスクール
- ✅ 現役プロによるマンツーマンレッスン
- ✅ 作曲・MIX・ボカロ制作からSNS発信まで


