「弾き語りでライブに出てみたいけど、どんな機材が必要なの?」「アコギとマイクだけで大丈夫?」そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
弾き語りライブは、バンド形式に比べて必要な機材が少なく、比較的少ない投資で始められるのが魅力です。ただし最低限の機材を揃えておかないと、本番で音が出ない・聴こえないといったトラブルに見舞われることもあります。
この記事では、弾き語りライブに出演するために最低限必要な機材と、あると便利なアイテムをまとめて解説します。

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弾き語りライブに最低限必要な機材一覧
まずは、弾き語りでライブハウスに出演するために最低限揃えておくべき機材を確認しましょう。
1. アコースティックギター(またはピアノ)
弾き語りの主役となる楽器です。アコギの場合、ライブハウスで音を出すためには「ピックアップ」が必要になります。ピックアップとは弦の振動を電気信号に変換する装置で、これがないとPAシステム(会場のスピーカー)を通して音を出すことができません。
ピックアップにはいくつかの種類があります。
- アンダーサドルピエゾ:サドルの下に設置するタイプ。多くのエレアコに標準搭載されている
- マグネティック(サウンドホール取付型):サウンドホールに挟み込むタイプ。取り付けが簡単で後付けしやすい
- コンタクトピエゾ:ボディに貼り付けるタイプ。アコギらしい自然な響きが特徴
ピックアップ付きのアコギ(いわゆるエレアコ)を持っていれば、ライブハウスでそのまま使えます。
2. シールドケーブル
ギターとDI(ダイレクトボックス)やアンプをつなぐためのケーブルです。長さは3〜5m程度あれば、ライブハウスのステージ上での取り回しに困りません。断線しにくい品質のものを選びましょう。
3. チューナー
ライブ中の曲間でさっとチューニングを直すために、クリップチューナーやペダルチューナーは必携です。ステージ上ではスマホアプリだと周囲の音を拾ってしまうため、クリップ型かペダル型が適しています。
4. カポタスト
キーを変えて演奏する際に使うカポタスト。弾き語りでは曲ごとにキーを変えることが多いため、ほぼ必需品です。ワンタッチで着脱できるタイプが使いやすいです。
5. ピック・予備の弦
ピックは複数枚持っておきましょう。ライブ中に飛ばしてしまうこともあります。弦も予備を1セット持っていると、万が一切れたときに対応できます。
ライブハウスにはボーカル用のマイク・マイクスタンド・DI・PA機材が常設されていることがほとんどです。そのため、弾き語りで最低限持参すべき機材は「ギター(ピックアップ付き)・シールド・チューナー・カポ・ピック」の5点です。
あると便利な追加機材
最低限の機材に加えて、以下のアイテムがあるとライブのクオリティがグッと上がります。
マイマイク(ボーカル用マイク)
ライブハウスにはSHURE SM58などのマイクが常備されていますが、自分専用のマイクを持つとより安心です。SHURE BETA 58Aなどは弾き語りアーティストに人気があり、スイッチがないタイプを選ぶのがライブ用マイクの基本です(誤ってOFFにしてしまうリスクを避けるため)。
DI(ダイレクトボックス)
DIはギターの信号をPA卓に送るための変換機です。ライブハウスに常設されていることがほとんどですが、自分のギターとの相性が良い製品を持っていると音質が安定します。業界標準のBOSS DI-1は多くのライブハウスで使用されています。
プリアンプ・エフェクター
アコギ用のプリアンプは、音質を調整してからPAに送るための機材です。EQ(イコライザー)やリバーブを自分でコントロールできるため、より理想的な音作りが可能になります。BOSS AD-10やL.R.Baggs Venueなどが定番です。
譜面台
歌詞を覚えきれていない場合や、セットリストを確認したい場合に便利です。ただしステージ上で譜面台を使うとお客さんとのアイコンタクトが減るため、できれば歌詞は暗記しておくのが理想的です。
ギタースタンド
MC中や曲間にギターを安全に置いておくためのスタンドです。折りたたみ式のコンパクトなギタースタンドが持ち運びに便利で、ステージ上でもスマートに使えます。ライブハウスに用意されていることもありますが、自前のものがあると安心です。


ピアノ弾き語りの場合に必要な機材
アコギではなくピアノ(キーボード)で弾き語りする場合の機材も確認しておきましょう。
- キーボード本体:ステージピアノやシンセサイザー。ライブハウスに常設されている場合もあるため事前確認を
- キーボードスタンド:X型やZ型のスタンド。会場に用意がある場合も多い
- サスティンペダル:ピアノの表現に欠かせないペダル。忘れがちなので注意
- ステレオケーブル:キーボードとPAをつなぐためのケーブル
ピアノの場合、キーボードの重量があるため搬入のことも考慮しておく必要があります。車で搬入できるか、会場にエレベーターはあるかなど、事前に確認しておきましょう。
ライブハウスに常備されている機材
自分で持っていかなくても、ライブハウスに常設されている機材は以下の通りです。
- ボーカル用マイク(SHURE SM58など)
- マイクスタンド(ブームスタンド)
- DI(ダイレクトボックス)
- PA機材一式(ミキサー・スピーカー・モニター)
- PAオペレーター(音響スタッフ)
これらはライブハウスの利用料に含まれているため、弾き語りの場合は楽器と最低限の周辺機材さえ持参すれば演奏できる環境が整っています。
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機材の接続順序を理解しておこう
弾き語りライブでの機材の基本的な接続順序は以下の通りです。
ギター → シールド → DI → PAミキサー → スピーカー
プリアンプやエフェクターを使う場合は以下のようになります。
ギター → シールド → プリアンプ/エフェクター → DI → PAミキサー → スピーカー
DIからPAミキサーへの接続はPAスタッフが行ってくれるため、演者が行うのは基本的にギターからDIまでの接続です。リハーサルの段階でPAスタッフと音量バランスを確認しましょう。
弾き語りライブ前のチェックリスト
ライブ当日に忘れ物をしないよう、出発前にチェックリストで最終確認をしましょう。
- ギター本体(ケースに入れて)
- シールドケーブル(予備もあると安心)
- チューナー(電池の残量確認)
- カポタスト
- ピック(複数枚)
- 予備の弦
- セットリスト(紙に印刷したもの)
- 飲み物・タオル
- ストラップ(立って演奏する場合)


よくある質問(Q&A)
Q. エレアコじゃなくて普通のアコギでもライブに出られる?
出られます。ピックアップが搭載されていない生アコギの場合は、マイクで音を拾う「マイク録り」という方法があります。ただし、ハウリングしやすく音量調整が難しいため、可能であればサウンドホールに取り付けるタイプのピックアップを後付けするのがおすすめです。
Q. 弾き語りライブの機材費用はトータルでいくらくらい?
最低限の構成(エレアコ本体を除く)なら、シールド(2,000円程度)、チューナー(2,000円程度)、カポ(1,500円程度)、ピック(数百円)で合計6,000円〜7,000円程度から始められます。
Q. ギターアンプは持参する必要がある?
弾き語りの場合、ギターアンプは基本的に不要です。アコギの音はDIを通してPA機材から出力するため、アンプを使わずに会場全体に音を届けられます。
Q. ストリートライブの場合に必要な機材は?
ストリートライブの場合はPA機材がないため、ポータブルアンプ(路上ライブ用アンプ)が必要です。バッテリー駆動のものを選べば電源のない場所でも演奏できます。ボーカルマイクとギターを1台のアンプに接続できるモデルもあり、ROLAND CUBE Street EXやYAMAHA THRシリーズなどが定番です。加えて、マイクスタンドも自分で用意する必要があります。
Q. リハーサルで音響スタッフに伝えるべきことは?
弾き語りの場合、ボーカルとギターの音量バランスが最も重要です。「ギターの音量に対してボーカルをもう少し上げてほしい」「モニターにはギターの音を多めに返してほしい」など、具体的に伝えましょう。リバーブ(残響)のかけ具合についても希望を伝えておくと、本番がスムーズになります。


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まとめ
弾き語りライブに必要な機材は意外と少なく、最低限「ピックアップ付きのギター・シールド・チューナー・カポ・ピック」があれば出演できます。ボーカルマイクやDI、PA機材はライブハウスに常設されているため、自分で用意する必要はありません。
機材の接続順序はギター→シールド→DI→PAミキサー→スピーカーが基本で、DIからPAミキサーへの接続はPAスタッフが行ってくれます。初めてのライブでも安心してステージに立てる環境が整っています。
ライブを重ねるうちに、マイマイクやプリアンプなど音質をこだわるための機材を追加していくと良いでしょう。まずは最低限の準備でステージに立ってみることが大切です。
参考サイト:弾き語りすとLABO – アコギ弾き語りライブの必要知識・機材|Audio-Technica – 弾き語り配信のおすすめ機材|ZIGZAGミュージックスクール – アコギをライブで使うには
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