エレキギターの音を左右するのは、実はアンプの選び方です
エレキギターを購入したものの、「アンプはどれを選べばいいのだろう」と悩んでいる方は少なくありません。実は、アンプによってギターの音色は驚くほど変わります。同じギターでもアンプが違えば、まったく異なる印象のサウンドになるのです。
とはいえ、初心者の方が最初から高額なアンプを購入する必要はありません。自宅練習用であれば、1~3万円台のモデルで十分に満足のいくサウンドが楽しめます。
この記事では、自宅練習に最適なギターアンプを8機種厳選してご紹介いたします。アンプの種類や選び方のポイントもあわせて解説しますので、自分にぴったりの1台を見つける参考にしてください。

ギターアンプの種類を知っておきましょう
モデリングアンプ
デジタル技術を使って、有名アンプのサウンドをシミュレーションするタイプです。1台で何十種類もの音色が楽しめるため、自宅練習には最も使い勝手がよいタイプといえます。エフェクト機能を内蔵しているモデルも多く、これ1台で幅広いサウンドメイキングが可能です。
真空管アンプ(チューブアンプ)
温かみのある豊かな音色が最大の魅力です。多くのプロも使用する本格派のアンプですが、音量が大きいため自宅練習には不向きな面があります。価格も高めですので、ライブやスタジオでの使用を見据えて検討するのがよいでしょう。
ソリッドステートアンプ
トランジスタを使用したアンプで、軽量かつ安価なのが特徴です。シンプルな音色で、特にクリーンサウンドの美しさに定評があります。
ヘッドホンアンプ
超小型のアンプで、ギターに直接挿してヘッドホンで音を聴くタイプです。深夜の練習に最適で、数千円から購入できる手軽さが魅力です。
自宅練習用おすすめアンプ8選
ワット数は5~25Wで十分/ヘッドホン端子は必須/AUX入力があるとスマートフォンの音楽に合わせて練習できて便利
BOSS KATANA-50 MkII(約2万円台後半)
自宅練習用アンプの大定番モデルです。5種類のアンプタイプと60種類以上のBOSSエフェクトを内蔵しており、この価格帯とは思えないクオリティのサウンドを実現しています。0.5Wモードを搭載しているため、小音量でも良い音で練習できるのが大きな魅力です。
Fender Mustang LT25(約1万円台後半)
フェンダーのモデリングアンプです。30種類のプリセットが用意されており、さまざまなジャンルのサウンドをすぐに楽しめます。Fender Toneアプリと連携することで、スマートフォンから音作りも可能。操作がシンプルで、初心者にやさしい設計になっています。
Marshall CODE25(約2万円台前半)
マーシャルのモデリングアンプです。14種類のプリアンプモデルと4種類のパワーアンプモデルを組み合わせることができ、マーシャルらしいクランチサウンドを手軽に楽しめます。

VOX Pathfinder 10(約5,000円前後)
超低価格の定番アンプです。シンプルなアナログアンプで、クリーンから軽いオーバードライブまでカバーできます。5,000円前後でこの音質が手に入るのは驚きです。とにかくまず音を出してみたいという方に最適です。
ヤマハ THR30II Wireless(約4万円台)
少し奮発できる方にはTHRシリーズがおすすめです。デスクに置けるコンパクトなデザインながら、音質は一般的なアンプとは一線を画す上質さです。Bluetooth対応でスマートフォンの音楽もワイヤレスで再生可能。インテリアとしても映えるおしゃれなアンプです。
Blackstar FLY 3(約7,000円前後)
超小型のミニアンプです。電池駆動にも対応しているため、場所を選ばず使えるのが魅力です。デスクの上に置いてもまったく邪魔にならないサイズ感で、ISFコントロールによりアメリカンサウンドからブリティッシュサウンドまで調整が可能です。
Line 6 Spider V 20 MkII(約1万円台後半)
Line 6のモデリング技術を凝縮したエントリーモデルです。200種類以上のプリセットを搭載しており、あらゆるジャンルのサウンドに対応できます。ワイヤレスレシーバーを内蔵しており、別売りのトランスミッターと組み合わせればケーブルレスでの演奏も楽しめます。
NUX Mighty Plug Pro(約1万円前後)
ヘッドホンアンプの進化版ともいえるモデルです。ギターに直接挿してスマートフォンアプリで操作します。IRキャビネットシミュレーターを搭載しており、ヘッドホンでの使用とは思えないリアルなサウンドが楽しめます。深夜練習のベストパートナーといえるでしょう。
アンプ選びで押さえておきたいポイント
ワット数が大きすぎるアンプは自宅では音量を絞りすぎることになり、本来の音質を発揮できません。自宅用なら5~25Wで十分です。
自宅練習がメインであれば、ヘッドホン端子の有無は必ず確認しましょう。深夜の練習には欠かせない機能です。また、AUX入力が付いていると、スマートフォンやタブレットから流した音楽に合わせて練習できるため非常に便利です。
モデリングアンプを選んでおけば、さまざまなジャンルの音色を1台で楽しめるため、初心者の方には特におすすめです。好みの音色がわかってきたら、将来的に真空管アンプなどにステップアップするのもよいでしょう。

アンプの最新ラインナップはサウンドハウスで豊富に取り揃えられています。島村楽器であれば実際に試奏もできます。購入前にレビューを確認したい場合は、デジマートのユーザーレビューが参考になるでしょう。
まとめ:最初の1台はBOSS KATANAかFender Mustangがおすすめです
自宅練習用のアンプを選ぶなら、BOSS KATANA-50 MkIIかFender Mustang LT25がコストパフォーマンス面で最強です。予算を抑えたい場合はVOX Pathfinder 10でも十分にギターの楽しさを味わえます。
アンプ選びで迷ったときは、モデリングアンプを選んでおけば間違いありません。多彩な音色を楽しみながら、ぜひ自分好みのサウンドを見つけてみてください。
よくある質問
Q. 自宅練習にアンプは本当に必要ですか?
エレキギターの場合、アンプなしではほとんど音が聞こえません。アンプを通すことで初めてエレキギター本来のサウンドが楽しめますので、エレキギターを始めるならアンプは必須と考えてよいでしょう。
Q. アンプの音量で近隣に迷惑をかけないか心配です
ヘッドホン端子付きのアンプを選べば、周囲を気にせず練習できます。また、モデリングアンプの多くは小音量でも良い音が出る設計になっていますので、音量を絞っても十分に練習を楽しめます。
Q. アンプとギターを繋ぐケーブルは何を使えばいいですか?
「シールドケーブル」と呼ばれるケーブルが必要です。1,000~3,000円程度のもので十分です。長さは自宅練習なら3メートル程度がちょうどよいでしょう。
Q. モデリングアンプと真空管アンプ、どちらが音が良いですか?
音の好みは人それぞれですが、真空管アンプのほうが「温かみ」や「奥行き」のある音色が出やすい傾向にあります。ただし、最近のモデリングアンプは技術の進歩により非常にリアルなサウンドを再現できるようになっています。初心者の方はまずモデリングアンプで音の好みを見つけてから、次のステップとして真空管アンプを検討するのがおすすめです。


