ウクレレなら初日から曲に挑戦できます
「楽器を始めたその日に曲が弾けるようになる」と聞くと、にわかには信じがたいかもしれません。しかし、ウクレレなら本当にそれが可能です。
ウクレレのコードはほとんどが2〜3本の指で押さえられるシンプルな形をしています。ギターではFコードの壁に挫折する方が多いのですが、ウクレレにはそのような難所がほとんどありません。
この記事では難易度別に、ウクレレで弾ける簡単な曲を15曲ご紹介いたします。まずは2〜3コードの曲から始めて、少しずつレパートリーを増やしていきましょう。
超初心者向け:2〜3コードで弾ける曲
ハッピーバースデー(C、F、G7)
誰もが知っている誕生日の定番曲です。使うコードはたった3つで、テンポもゆっくりなので最初に弾く曲として最適です。友人や家族の誕生日にウクレレで弾いてあげると、きっと喜んでもらえます。
きらきら星(C、F、G7)
ハッピーバースデーと同じ3コードで弾ける童謡です。メロディがシンプルで覚えやすく、お子さんと一緒に楽しむこともできます。コードチェンジの練習曲としてもぴったりです。
カントリーロード(C、F、G、Am)
ジブリ映画でおなじみの名曲です。4コードになりますが、テンポが心地よく、コードの切り替えもゆったりしているので、初心者でも十分に弾きこなせます。
アロハ・オエ(C、F、G7)
ハワイアンの代表曲をウクレレで弾くと、雰囲気が抜群です。3コードでゆったりと演奏できますので、リラックスタイムのお供にぴったりの1曲です。

初心者向け:4〜5コードで弾ける曲
海の声 / BEGIN(C、G、Am、F)
テレビCMでも広く知られている楽曲です。4コードの繰り返しパターンなので、一度流れを覚えてしまえば最後まで弾き通すことができます。弾き語りにも最適な曲です。
I’m Yours / Jason Mraz(C、G、Am、F)
洋楽ウクレレの定番中の定番です。同じ4コード進行がずっと続くシンプルな構成なので、コードチェンジの練習にもなります。明るくハッピーな雰囲気がウクレレの音色とよく合います。
Somewhere Over the Rainbow / IZ(C、Em、Am、F、G)
「ウクレレといえばこの曲」と言っても過言ではない名曲です。ハワイの伝説的ミュージシャンIZの演奏で世界中に広まりました。5コード使いますが、テンポがゆっくりなので初心者でも挑戦しやすい楽曲です。
チェリー / スピッツ(C、G、Am、Em、F)
ギターの練習曲としても人気ですが、ウクレレでも美しく演奏できます。テンポが穏やかなので、コードの数が多めでも焦らず弾ける1曲です。
マリーゴールド / あいみょん(C、G、Am、F)
4コードで弾ける邦楽の人気曲です。ストロークパターンを少し工夫するだけで、原曲の雰囲気に近い演奏を楽しめます。

少しステップアップ:弾き語りに挑戦したい方へ
糸 / 中島みゆき(C、G、Am、F、Em)
テンポがゆったりしていて、歌いながら弾く練習にぴったりの楽曲です。結婚式の余興やお祝いの場でも披露できる人気曲ですので、レパートリーに加えておくと重宝します。
Riptide / Vance Joy(Am、G、C、F)
YouTubeのウクレレカバー動画で最も再生されている曲のひとつです。リズムのパターンに特徴があり、ストローク技術の向上にも役立ちます。
Stand by Me / Ben E. King(C、Am、F、G)
世代を超えて愛され続けている不朽の名曲です。4コードで弾ける上に、ウクレレの柔らかい音色との相性が抜群です。
ドライフラワー / 優里(Am、G、C、F)
4コードで弾ける邦楽のヒット曲です。カポタスト(ネックに付けるクリップ型の道具)を使ってキーを調整すると、自分の声域に合わせて歌いやすくなります。
Let It Be / The Beatles(C、G、Am、F)
ビートルズの名曲も4コードで演奏可能です。世界中で愛されている楽曲をウクレレで気軽に弾けるのは、とても贅沢な体験です。
涙そうそう / BEGIN(C、Am、F、G)
沖縄発の感動的な名曲です。ウクレレとの相性は抜群で、弾き語りすると心に染みる雰囲気を演出できます。
曲を上手に弾くためのコツ
テンポを落として練習する
最初は原曲の半分くらいのテンポで、コードチェンジを確認しながらゆっくり弾きましょう。慣れてきたら少しずつテンポを上げていきます。
コード譜を活用する
U-FRETでは無料でコード譜が閲覧できます。ウクレレ用のコードダイアグラムも表示されるので、初心者でも迷わず弾けます。
動画で弾き方を確認する
YouTubeで「曲名 ウクレレ 弾き方」と検索すると、参考になる演奏動画がたくさん見つかります。
洋楽に挑戦する場合
Ultimate Guitarには洋楽のウクレレタブ譜も充実しています。海外の曲にも気軽にチャレンジできます。

コード進行のパターンを覚えると曲の幅が広がります
実は、多くのポップスやロックは同じようなコード進行のパターンで作られています。代表的なものをいくつかご紹介します。
C → G → Am → F
最も多くの曲で使われているパターンです。この記事で紹介した曲の半数以上がこの進行で弾けます。
Am → F → C → G
マイナー始まりのパターンです。少し切ない雰囲気の曲に多く使われています。
C → F → G → C
シンプルで明るい印象のパターンです。フォークソングやカントリー系の曲でよく見られます。
これらのパターンを覚えておくと、新しい曲に出会ったときにも「あ、このパターンだ」とすぐに対応できるようになります。
よくある質問
Q. コードチェンジがうまくいかないのですが、どうすればいいですか?
A. コードチェンジは最初のうちは誰でも苦労するポイントです。コツは、次に押さえるコードの形を空中で作ってから弦に指を置くことです。また、テンポを極端にゆっくりにして練習すると、スムーズに切り替えられるようになっていきます。
Q. 弾き語りのコツを教えてください
A. まずはウクレレの伴奏だけを完璧に弾けるようにして、その後で歌を乗せるのがおすすめです。最初から両方同時にやろうとすると、どちらも中途半端になりやすいです。
Q. コード譜にないコードが出てきたらどうすればいいですか?
A. ウクレレのコード一覧表を手元に用意しておくと便利です。U-FRETやYouTubeで個別のコードの押さえ方を検索すれば、押さえ方をすぐに確認できます。
Q. 子どもでもこれらの曲は弾けますか?
A. はい、ウクレレは小さなお子さんでも弾きやすい楽器です。特に「きらきら星」や「ハッピーバースデー」は3コードで弾けるので、小学生でも十分に演奏を楽しめます。
まとめ:3コードから始めて、徐々にレパートリーを増やしましょう
ウクレレは3〜4コードで弾ける曲がたくさんあるのが大きな魅力です。まずはハッピーバースデーやカントリーロードから始めて、慣れてきたらSomewhere Over the Rainbowや弾き語りにも挑戦してみてください。
1か月あれば5〜10曲のレパートリーを持つことも十分に可能です。大切なのは完璧を求めすぎず、弾くこと自体を楽しむ気持ちです。
ぜひお気に入りの1曲を見つけて、ウクレレライフを楽しんでいきましょう。


